金型成型品

工業製品梱包材

金型成型品

2020/08/22

循環型社会には欠かせない梱包材

工業製品を優しく包み、外的衝撃から護ります。

使用後は邪魔者扱いをされることもありますが、工業製品の物流には欠かせない材料です。

発泡プラスチックス製梱包材は、様々な形の金型にあらかじめ膨らませた小さなビーズを吹き込み加熱し成型するため、梱包する製品にとって最適な形にすることができます。

また、発泡プラスチックス製梱包材は、「軽量・省資源」「高い緩衝性能と耐湿性能」そして「高いリサイクル率」といった特徴をもっています。

発泡プラスチックス製梱包材は、まさに、循環型社会には欠かせない資材なのです。

※使用済み品の発泡スチロールは約90%がリサイクルされています。
また、当社は、使用済みの発泡スチロールの中間処理業許可を取得し、リサイクル処理を行っています。

特徴・特性

衝撃吸収

発泡スチロールを構成する独立気泡は衝撃吸収性に優れています。この性能を活かし、家電製品や精密機器などの製品を衝撃からガードします。

コストダウン

発泡プラスチックス製梱包材は、そのほとんどが空気で構成されています。このため、他素材と比べて使用する原料が少ないので、成型コストが安くなります。

※発泡スチロール(発泡倍率50倍)の場合、全体積のうち2%が原料。

軽くて丈夫!

構成のほとんどが空気なので、とても軽くて荷運びがラクラク!
また、積み上げても潰れない強度があるため、輸送時の緩衝材に適しています。

高い圧縮強度

軽いだけではなく、製品を支える大きなパワーを秘めています。
その実力は1m2あたり5tの物体を載せても問題が無いほど!

※発泡スチロール(発泡倍率50倍)の許容圧縮応力度。全体で荷重を受けた場合。

用途に合った素材

発泡プラスチックス梱包部材の原料はポリスチレンだけではありません。発泡スチロールのデメリットともいえる、割れ・欠けなどが不安なときは、ポリスチレン以外の素材を使用することが出来ます。お気軽にご相談ください。

※ポリスチレンとポリエチレンの共重合体、ポリエチレン系押出フォームなど。

要望に合わせた製作方法

用途やロット数によっては、NCニクロムカット機による熱線溶融やトムソン打ち抜き加工など、金型成型を使用しない製作方法で対応します。
また、発泡プラスチックス同士の貼り合わせだけでなく、段ボールへの貼り付け加工など、異素材の組み合わせにも対応しています。
お気軽にご相談ください。

量産までがスムーズ!

当社が提案する製作支援システム『イープロセス』を使うことで、試作から金型製作までのロスをカットすることが可能です。

活用例

  • 家電製品の梱包材
  • 工業製品の梱包材

製品の一例

写真:発泡スチロール梱包材
写真:発泡スチロール梱包材

使用例

写真:発泡スチロール梱包材 使用例